いちごを美味しく食べるコツ

雑記

こちらは解説記事ではなく、日記です。
ネタ記事としてお楽しみください。

練乳が必要だ!

やはりいちごは練乳をかけて食べるのが1番だと思う。
ケーキにのっているとテンションが上がるいちご。いちごはどことなく特別なフルーツであるように感じません?

だからこそ、誕生日にいちごを山盛り食べるのは子供の時の夢が詰まっており、正直ケーキを食べるよりもテンションがあがる。

そうして今年も「いちご1パック1人で食べちゃおう作戦」を実行した。

のだが!

いちごだけ手に入れ、うっかり練乳を買い忘れてしまった。

山盛りのいちごだけでももちろん幸せだが、練乳をかけると幸せはさらに倍増する。私は幸せな誕生日フードを思い切り楽しみたかった。ここで妥協は許されない。

ところが、妊娠中であまり動けない私は買い出しでつかれてしまい「まぁ明日も暇だし、散歩がてらコンビニに買いに行けばいいやぁ」と、作戦実行を一日延期した。

長旅の序章である。

練乳はどこに?

翌日、私は練乳を求めて旅に出た。
当初は近所のコンビニ出かけてすぐ帰る予定だった。

そこに練乳はなかった。

さらに15分ほど歩いた先にあるコンビニを目指した。

そこのコンビニは、スーパーも近くにあるため、万が一コンビニに練乳がなくても、スーパーにはあるだろうと保険をかけたのだ。

しかし、練乳はなかった。
スーパーにも練乳はなかった。

厳密に言えば、スーパーには個包装タイプの練乳はあった。
カロリーオフと書いてある。


オフなんてしなくていい!!私は森永のあの練乳が食べたいのだ!!!

私は激怒した。

なんとしても、森永の練乳を手に入れなければならぬと決意した。

私には経営はわからぬ。

家庭を持ち日々美味しいものを求めて暮らしてきた。

されど人一倍品揃えに関しては敏感であった。

 

こうなると、私の欲は止められない。

スーパーから3分ほど行ったところにある2軒のコンビニを目指した。

だが、練乳は無い。

なぜこんなにも練乳がないのか。この世から練乳は消え失せてしまったのだろうか。もしくはこれが物欲センサーとでも言うのだろうか。

身重の体をいたわりながら、これ以上近くに店がないため帰宅するしかなかった。

後悔と希望

帰宅しながら、私は後悔した。

『こんなことなら最初から練乳みつけてたコンビニに行けばよかった』

最初のコンビニで、練乳が見つからなかったとき、もう一つの選択肢として、練乳の存在を確認したコンビニがあったのだ。しかしスーパーとは真逆の方向で、スーパー側のコンビニより遠かった。そうして私は少しでも近くのコンビニを選んでしまった。

結局私はどちらの選択肢にしても、変わらない距離を歩いたのだ。

家が近づくにつれ、ふと思い出す。

そういえば、家の近くに、もう一つスーパーがあったな。

一縷の望みをかけ、帰路にあるスーパーに向かった。こじんまりとしたスーパーであまり品揃え良いとは言えず普段を使うことがないスーパーだ。

しかし、練乳はあった。
練乳はあったのだ


まるで集中線が見えるかの如く強調され、神々しく見えた。

私の今日のお散歩50分は無駄ではなかったのだ。

旅の終わり

私は念願の練乳を手に入れ、家で美味しく山盛りのいちごにたっぷりの練乳をかけて食べることができたのだった。

久々の練乳はとても甘く、肉体疲労が取れていくような幸せな気分につつまれた。

こうして、私の練乳を求める旅は、幕を閉じた。

いちごを美味しく食べるコツは
苦労して練乳を手に入れることである

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